語学学校よりシェアハウス

個人的には、シェアハウスを語学学校代わりに使うことを強く推薦しています。高いお金を払って語学学校に通うより、生きたセンテンスを必要に迫られて使うときの人間の記憶力には、自分でも驚くことがあるほどです。また、社会人になると1年や半年留学に行くなんてことは不可能ですよね。その事情がある中で、日本にいながら外国に住んだときと同じような環境をつくることができる場としてのシェアハウスの存在に私はとても大きなメリットを感じます。教材のつまらない話ややらたらゆっくりのCDを何度も聞くより生きたスピードを聞くことで、どの音が省略されるのかも体感できて、本当に使える語学力をつけることができるでしょう。



1日5フレーズ覚えてシェアハウスで使う。

この方法を1年試せば、まず旅行者としては充分の語学力をつけることができます。結局語学は、覚えて使う回数で実力を地道に重ねていく方法しかなく、留学してもそれは同じことです。ただ、日本の教育で問題なのは、実際に使う場所が圧倒的に不足していることです。語学は、瞬時の記憶のアウトプットが必要なので、その訓練をしていかなればなりません。ぜひ、シェアハウスで、1日5フレーズ覚えて実際に使うということを1年継続して下さい。恐ろしいほど実力がつくことに驚愕するはずです。そして、語学ってそんなに大したものではないなと思うはずです。もちろん、通訳や翻訳のレベルはとても高度な訓練が必要ですが、自分が理解する程度ならそこそこのレベルまではどんな人でもいけるはずなのですから。少なくとも全く話せないなんてことは起こりえません。